i2lab.netは

もともと、プログラミングなどの総合情報のサイトでしたが。時代の流れか、少子化、理科離れの影響もあって、IT分野への興味が薄れ始めアクセスも大きく減ることになり、消滅しかけました。

この現状が続き、システム系の技術屋は割の合わない派遣などに流れて、ますます業界から離れる事態に加えて、世界的な風評不況が吹き荒れ、底まで来た感がある中、不死鳥のようによみがえった経験を持つAppleのスティーブジョブスが、大きな賭けに出てきたのです。もちろんなんらの裏づけもないということではなく、iPodの成功に裏付けられた進化でもあったのでした。

それは、iPadの計画です。それの下積みを行うべく、iPhoneで実験を行うように、戦略によりこの息詰まるような状況をiPadという第3のマシンによって、世界観をも変えようとしています。

これの出現により刺激を受けた業界は、次々と右へ倣いをはじめています。その中でも有力なものは、GoogleのAndroud、ChromeOSでしょう。そこへ、AdobeがAppleを離れFlashPlayerをオープンにして望んでいますので、2010の今、急激に動きが激しくなってきています。

PAD系のマシンはUIマシンでもありますが、クラウドコンピューティングのUIにあたる位置づけなのでクラウドのサービスが重要です。
今現在最も動きのあるものは、出版業界です。ある意味無尽蔵にコンテンツの眠っている業界ですし、新たに作家を生む土壌もそろってきました。

つまり、iPadは、最初に本や音、映像といったものを、いつでもどこでも、見ることができる、インターネットのためのユーザーインターフェースマシンになるわけです。

アップルは、このUIのアプリ開発には、アップル社の提供している言語以外認めないという公言をしましたが、そのため一気に、Google、Adobe陣営に、業界の眼が向き始めたのです。

それらAdobe陣営のネットPDAのための開発をFlashのリッチコンテンツアプリが担おうとしているわけです。

システム系の技術屋は、仕事がなくなりつつありましたが、ここへ来て、FlashのOOP開発が需要を伸ばしているため、ActionScriptを取得する必要に迫られています。

ちょうど二世代くらい前に、FortranやCOBOLのプログラマがC言語の出現によって追われたのに似ています。このクリエイタ系の言語に移行することで、生き延びることがかのうになっているばかりか、活躍の場は世界規模で見えてきています。

引退するか、慣れるか ですね。

いま学生さんなら、迷わずFlash系を学ぶべきです。わずかに残っているシステム系言語にしがみついたらどうなるか・・・・自明の理

ちなみに、今のASはコンパイラで、Javaにかなり近くなっています。
ですが、ビジュアルなものはいままでクリエイタの範疇だったので、移行はかなり茨の道だと思いましょう。